今住宅ローンを組むなら固定金利?変動金利?
アメリカをはじめ、諸外国では行き過ぎたインフレを抑えるために、政策金利の引き上げが続いていることは、ニュースなどでご存知だと思います。一方、30年もの間デフレだった日本においても、最近は電気やガス、食料品の値段が上がり、インフレ傾向が見られるようになりました。2023年日銀の黒田総裁に代わり、新総裁が就任するのを機に、日本の政策金利もついに引き上げられるかもしれない、という憶測もあります。
日本の政策金利が上がると、住宅ローンの金利も上がるのか、というと答えはおおむね「はい」になります。
すでに固定金利については、2022年2月と2023年2月を比べると、0.53%上昇しています。変動金利については、銀行の金利割引合戦が盛況のため、今のところ上昇していません。しかし、銀行の方針がいつ転換するか分かりませんので、今後の動向を注視していく必要があると思います。
では、今は低く抑えられている変動金利はいつから、どのくらい上がるのでしょうか?
それは、未来からやってきたタイムトラベラーにしか分かりません。
分からないからこそ、変動金利や固定金利のメリットやデメリットを正しく理解して、あなたに合う住宅ローンを選ぶことが大切になります。
変動金利のメリットは、現時点では非常に低く設定された金利です。金利が低いと、同じ収入でも、より多く借りることができます。一方で、金利が上がるかもしれないリスクがあります。金利が上がると、すぐに毎月の返済金額が上がってしまうのではないか、と考えるもしれませんが、以下のルールを適用している金融機関が多いので、確認しておくことをお勧めします。
〇5年ルール
金利がどんなに上昇しても、5年間は返済額が変わらない。但し、返済額が変わらないだけで、金利が上がると元本と利息の割合は変わってくるので、当初の計画通りには元本の返済が進まないことになる。
〇125%ルール
金利がどんなに上昇しても、5年ルール後の返済額は1.25倍までしか上がらない。逆に言うと、毎月10万円だった返済額が12万5千円までは上がる可能性があるということ。
固定金利のメリットは、契約時の金利が返済期間中ずっと続くことです。金利の動向を気にする必要がなく、返済金額が一定なので、家計管理がやりやすくなります。一方で、世の中の金利が上がらなくても変動金利よりも高い金利で返済を続ける必要があります。例えば、3000万円を35年で借りた場合、固定金利では変動金利に比べてトータルで880万円以上多く返済する可能性があります(固定金利1.88%、変動金利0.4%が35年間変わらなかった場合で試算)
では、あなたに合った住宅ローンはどちらでしょう?例えば、返済金額が少しでも上がると生活が回らない、という人は変動金利で組むべきではありませんね。逆に、返済金額が上がるリスクに対応できる人は、変動金利にしても問題ないでしょう。一方、リスクに対処できてもいつ金利が上がるか心配で仕方がない、という人は固定金利の方が向いているかもしれません。
住宅ローンソムリエ(R)では、固定金利と変動金利で住宅ローンを組んだ場合のシミュレーションはもちろん、変動金利が上昇した場合の返済シミュレーションも承っております。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。
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すでに固定金利については、2022年2月と2023年2月を比べると、0.53%上昇しています。変動金利については、銀行の金利割引合戦が盛況のため、今のところ上昇していません。しかし、銀行の方針がいつ転換するか分かりませんので、今後の動向を注視していく必要があると思います。
では、今は低く抑えられている変動金利はいつから、どのくらい上がるのでしょうか?
それは、未来からやってきたタイムトラベラーにしか分かりません。
分からないからこそ、変動金利や固定金利のメリットやデメリットを正しく理解して、あなたに合う住宅ローンを選ぶことが大切になります。
変動金利のメリットは、現時点では非常に低く設定された金利です。金利が低いと、同じ収入でも、より多く借りることができます。一方で、金利が上がるかもしれないリスクがあります。金利が上がると、すぐに毎月の返済金額が上がってしまうのではないか、と考えるもしれませんが、以下のルールを適用している金融機関が多いので、確認しておくことをお勧めします。
〇5年ルール
金利がどんなに上昇しても、5年間は返済額が変わらない。但し、返済額が変わらないだけで、金利が上がると元本と利息の割合は変わってくるので、当初の計画通りには元本の返済が進まないことになる。
〇125%ルール
金利がどんなに上昇しても、5年ルール後の返済額は1.25倍までしか上がらない。逆に言うと、毎月10万円だった返済額が12万5千円までは上がる可能性があるということ。
固定金利のメリットは、契約時の金利が返済期間中ずっと続くことです。金利の動向を気にする必要がなく、返済金額が一定なので、家計管理がやりやすくなります。一方で、世の中の金利が上がらなくても変動金利よりも高い金利で返済を続ける必要があります。例えば、3000万円を35年で借りた場合、固定金利では変動金利に比べてトータルで880万円以上多く返済する可能性があります(固定金利1.88%、変動金利0.4%が35年間変わらなかった場合で試算)
では、あなたに合った住宅ローンはどちらでしょう?例えば、返済金額が少しでも上がると生活が回らない、という人は変動金利で組むべきではありませんね。逆に、返済金額が上がるリスクに対応できる人は、変動金利にしても問題ないでしょう。一方、リスクに対処できてもいつ金利が上がるか心配で仕方がない、という人は固定金利の方が向いているかもしれません。
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