有限会社 信共
〜ファイナンシャル・プランニング・オフィス〜
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ライフプラン作成の基礎


検討事項例  ・ライフイベント表作成による効果  ・具体例  

≪ライフイベント表を作成してみよう≫

ライフプランを作成する前に、まずは「ライフイベント表」を作成してみましょう。

夢や目標は不確定な部分がかなりありますが、人生におけるイベントとして、かなり確定しているものもあります。
ここでは、これらのイベントを一覧表にまとめてみます。
そして、大まかに各イベントに必要なの金額を出してみます。

(例)
・お子様のいる家庭 → 小学校や中学校に入る年はわかりますね
・車を持っている家庭 → 車検の年や買換えの年はある程度決められますね

ライフイベント表のための検討事項例

次のような事柄を検討して、イベント表を作成します。

・結婚するか、(当面は)独身でいくか
・マイホームを買うか、賃貸住宅に住むか
・増改築の予定はあるか
・子供はどうする、タイムスケジュールと人数は
・子供の進路はどうするか(特に大学進学は)
・けいこ事、学習塾はどうするか
・海外の留学の希望、予定はあるか
・子供の就職、独立、結婚、住宅取得などを援助するか
・転職、独立などの予定、希望はあるか
・いつ(何歳)ごろ退職する(予定)か
・リタイヤ後はどんな生活をするか
・子供に財産を残すか、何を残すか、金銭なら額はどれくらいか
・自動車、家具、家電製品、別荘などの購入(買い換え)予定は
・海外旅行などの大型レジャーの予定はあるか
・慶事、仏事などの予定はあるか
・個人的に実現したい目標があるか、あればそれはどんな目標か
・etc

ライフイベント表を作成することによる効果

イベント表を作成する際は、できるだけ家族全員で行いましょう。すると、次のような効果も期待できます。

・家庭の(将来)構造把握
・長期的な努力目標の発見(再発見)
・家族全体の年齢推移の具体的認識
・意識・行動の変化
・家族(夫婦)での共通話題(会話)が増える

ライフイベント表の具体例

具体例を見てみましょう。

家族の年齢 各人のイベント イベント 必要な金額
西暦 長男 長女 長男 長女 全体
2006 35 32 6 3 - - - - - - -
2007 36 33 7 4 - - - 長男:小学校入学
長女:幼稚園入園
40万円
2008 37 34 8 5 - - - - - - -
2009 38 35 9 6 - - - - 全体:車の買換え 200万円
2010 39 36 10 7 - - - - 長女:小学校入学 10万円
2011 40 37 11 8 - - - - 全体:住宅購入(頭金準備) 900万円
2012 41 38 12 9 - - - - - - -
2013 42 39 13 10 - - - - 長男:中学校入学
20万円
2014 43 40 14 11 - - - - 妻 :パート勤め開始 -
2015 44 41 15 12 - - - - - - -
2016 45 42 16 13 - - - 長男:高等学校入学
長女:中学校入学
100万円
2017 46 43 17 14 - - - - 夫 :昇進?
-
2018 47 44 18 15 - - - - 全体:車の買換え 250万円
2019 48 45 19 16 - - - 長男:大学入学
長女:高等学校入学
250万円
2020 49 46 20 17 - - - - - - -
2021 50 47 21 18 - - - - - - -
2022 51 48 22 19 - - - - 長女:短期大学入学 150万円
2023 52 49 23 20 - - - - 長男:大学卒業、就職
 ・学費がなくなる。
 ・生活費を入れてくれる?
-
2024 53 50 24 21 - - - - 長女:短期大学卒業、就職
 ・学費がなくなる。
 ・生活費を入れてくれる?
-
2025 54 51 25 22 - - - 妻 :パート終了 -
2026 55 52 26 23 - - - - 夫 :昇進? -
2027 56 53 27 24 - - - - - - -
2028 57 54 28 25 - - - 長男:結婚(資金援助?)
全体:車の買換え
350万円
2029 58 55 29 26 - - - - - - -
2030 59 56 30 27 - - - - 長女:結婚(資金援助?) 100万円
2031 60 57 31 28
- - - 夫 :定年退職
夫婦:長期旅行@
夫 :再就職、3年くらい
100万円
2032 61 58 32 29 - - - - 全体:住宅リフォーム 300万円
2033 62 59 33 30 - - - - - - -
2034 63 60 34 31 - - - 夫 :引退
夫婦:長期旅行A
100万円
2035 64 61 35 32 - - - - - - -


このご家庭のライフイベントは以上のようになりました。では、次のような事柄を考えた場合、家計は大丈夫でしょうか?


・教育費は入学時に大きく必要ですが、それ以外の年ももちろん毎年必要です。
・住宅購入予定がありますが、幾らくらいの住宅を購入できるのでしょうか?
・住宅ローンの返済方法はどうしますか?
・生命保険には入っていますか?
・生命保険の見直しはしていますか?
・退職金はどの位ありそうですか?もしくはありますか?
・年金の受け取りは65歳からですが、引退後の生活資金は?

以上のようなことを考慮し現状での問題点の把握をして、理想的なライフプランを作成します。


また、年代別の検討事項としては次のようなことがあります。

20代の例

考えておきたいこと そのために何をすべきか
どんな仕事で生計を立てていくか その仕事に必要な知識、技能を身につける
今しかできないことはないか
(長期旅行、留学、など)
やりたいことの調査、資金準備
いつ頃結婚するのか、しないのか 結婚資金の準備、親から独立する資金準備
女性の場合は、結婚や妊娠後も働き続けるか キャリアプランを考える、
専業主婦の場合は結婚後自分の自由になるお金を蓄えておく

30代の例

考えておきたいこと そのために何をすべきか
今の仕事を続けるか 自分にできること、足りないものを考え、
今の仕事のステップアップを含め進路を決める
夫婦のお金をどのように管理するか 夫婦のお金を整理し、支払いと貯蓄(資産運用)をどうするか決める
子供はどうするか、いつ頃何人か 夫婦で話合い、プランを立てる
子供の教育はどうするか
・幼児教育・私立には行かせるか・大学は
教育方針を決めた上で、必要な教育費の貯蓄を始める
万一の際の保証は十分か 保険の見直しをする
マイホームを購入するか 頭金を準備する
親の老後はどうするか 親にプランを聞いておく、兄弟姉妹で話し合う

40代の例

考えておきたいこと そのために何をすべきか
子供はどんな道を進みそうか 子供の夢や希望を聞いておく
家計の資金繰りは順調か(住宅ローンや教育費等) 子供の進路に合った貯蓄ができているか、赤字家計になっていないか見直す
転勤等はあるか 可能性があれば、単身赴任するか家族で引っ越すか決めておく
転職、独立、リストラ等はあるか 可能性があれば、資金準備
女性は子育てが一段落したら何をやるか 勤務先や趣味等を見つける

50代の例

考えておきたいこと そのために何をすべきか
老後はどこでどのように暮らすか 夫婦で話し合い、老後のプランを立てる
老後の資金は十分か 退職金や年金がいくら貰えるか調べ、十分でない場合は老後資金を蓄える
第二の人生はどうするか 60歳以降も働くか、趣味はあるか、1日24時間の過ごし方をイメージしてみる
マイホームの場合、リフォームや建替えは必要か リフォームや建替え資金の準備
子供の結婚や住宅等の資金は援助するか 自分たちの老後資金を十分確保した上で、いくら支出可能か計算しておく
保険は今のままでよいか 子供が独立したら、保険の見直しをする(特に死亡保障の減額、医療保障の充実)

60代の例

考えておきたいこと そのために何をすべきか
老後前期、中期、後期の過ごし方 老後も後期になると体力的にも気力的にも行動範囲が狭まるので、今だからできることを優先的に実行する
一人で生活できなくなった時のこと(金銭的にというよりは体力的に) 施設に入るのか、子供に面倒を見てもらうのか周囲に意思を伝えておき、その為の資金も準備しておく
子供に財産を残すか 何を残すか、金銭ならいくら残すかを明確にし、遺言状を作成する
自分の死後、家族が困らないように 遺言状、生命保険の証書、預金通帳等を整理し、家族が探せる場所に保管しておく



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