有限会社 信共
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学校では教わらない『お金』の常識


発行:2005.05


2 72の法則

 金利には単利と複利があるという話はすでにしました。複利の計算では[元本(最初のお金)プラス利子]にさらに利子が付くということはご理解いただけたでしょうか?今回はこの複利の計算に用いられる「72の法則」というおもしろい法則をご紹介します。


「72の法則」を使うとその金利で複利計算していったとき、何年で元本が2倍(注1)になるかを簡単に計算することができます。では、実際に計算してみましょう。


例えば、普通預金の金利ではどうでしょう。現在の大手都市銀行の金利は0.001%です。


72÷0.001=72,000年


普通預金に100万円貯金していたとしても、それが200万円になるにはなんと7万2千年もかかるのです。今、西暦2005年ですから、どれだけ長い時間を要するかはわかりますよね。
では、今度はテレビで頻繁にCMをしている消費者金融からお金を借りた場合で計算してみましょう。大手消費者金融A社の現在の上限金利は27.375%です。


72÷27.375=2.63年


銀行に預けたお金が2倍になるには72,000年もの時間が必要なのに対し、消費者金融からお金を借りたときはたったの2年半で2倍になってしまうのです。

「72の法則」はこんな使い方もできます。今あるお金を10年で2倍にするにはどれだけの金利が必要なのか計算してみましょう。


72÷X=10年 ・・・・・・・X=7.2%


現在、元本が完全に保証される預貯金で7.2%もの金利がついているものはありません。お金を運用で増やしたいならば、元本が目減り、もしくはゼロになることを覚悟して株の購入など、投資を学ぶ必要がありそうです。

でも、いずれまたバブルとは言わないまでも景気の良い時期がやって来るでしょう。その時は金利も良くなっていますから、もっと良い条件でお金を殖やせます。


 時代にあった金融商品の選び方など、詳しくは当事務所まで。


(注1)完全な2倍ではなくおおよそ2倍です。また、金利が高くなるにつれ、だんだん2から遠くなります。

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