有限会社 信共
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学校では教わらない『お金』の常識


発行:2006.2

11 定率減税の廃止


 定率減税とは、平成11年に小渕内閣が景気対策として導入したもので、所得税と住民税について一定割合を減税する(最高29万円)というものでした。これはその当時、永久に続くものとして、法律として成立したものでした。


しかし、今回の税制改正で、平成18年,19年の2年間でこの定率減税がなくなることに決定しました。以前の増税に関するニュースレターでは、まだ改正案の段階でしたが、決定してしまいました。


給与年収 夫婦+子供二人世帯 夫婦のみ世帯
300万円 700円 12,000円
500万円 18,000円 32,000円
700万円 41,000円 60,000円
1,000万円 89,000円 109,000円
1,500万円 145,000円 145,000円


※ 夫は会社員、妻は専業主婦、子供の一人は16〜22歳の場合。
(自営業者の場合は、経費があるので年収だけでは税額は計算できませんので。)
平成19年も同額だけ増税になります。
つまり、平成19年からは平成17年と比べると上記の2倍の額が毎年税金として支払わなければならないのです。


今回の増税のほかには、消費税も増税、社会保険や年金も上がると言います。政府は本当に『小さな政府』を目指しているのでしょうか。



納税は国民の義務ですが、ムダの無いように使ってもらいたいものですね。



国が集めた税金はどの様に国が使っているか、中々分かりにくいものです。
そこで、どうせなら自分が納めた税金は自分が住んでいる地域(都道府県レベルですが)に使ってもらいたくないですか?



そのようにお望みであれば、お買い物は地元でしましょう。



買い物などで支払った金額にかかる税金のうち、そのお店のある地域に直接入る税金があります。(国ではなくて県に税金が入る。)



例えば、消費税がそうです。


消費税は何%か、知っていますか?





5%ではないですよ。




実は4%なのです。




国に入る消費税というのはその4%で、残りの1%は基本的にそのお店がある地域に入る(地方消費税といいます)仕組みになっているのです。


ということは、私は千葉県民ですが、東京都で買い物をすると、自分の支払った消費税のうち一部は東京都に入り、東京都民のために使われるのです。




同じ税金を支払うのなら、自分の住んでいる地域のために支払いたくないですか?




そして、その税金の使い道を決める地方議員を選ぶのも自分たちです。そう思うと、地方選挙の投票率が低いのはもったいない話ですね。増税に不満をお持ちであれば、せめて選挙で投票をして、自分の税金の使い道を自分たちで選びませんか?


今回は、増税の話が、選挙に行こうという結びになってしまいました。




でもこれはごく自然なことで、「お金」や「税金」について考えるということは「経済」や「政治」にも関心を持つということに繋がるのです。




今、ファイナンシャルプランナーの中には、子供向け金銭教育に力を注いでいる人がいます。金銭教育=投資教育?と考えてしまいそうですが、そうではなくて、「お金」を通して「経済」や「世の中の仕組み」を子供たちに伝えようとしているのです。




子供向け金銭教育セミナーなど、機会があれば、ご案内していきたいと思います。





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