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有限会社 信共 〜ファイナンシャル・プランニング・オフィス〜 |
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学校では教わらない『お金』の常識
発行:2005.04
bP 金利の話
記念すべき第1号のテーマを何にしようかと随分考えましたが、「学校では教わらない『お金』の常識」というテーマに最もふさわしい「金利」について取り上げてみようと思います。
今、テレビを見ていると、消費者金融のCMを見ない日は無いのではないでしょうか。CMを見ている限りでは、お金が必要なときはすぐに、簡単に、借りられるようです。(ご利用は計画的に・・・・ではなく、借りてはいけないのですが。)
具体例で考えて見ましょう。
Aさんは、特別な理由もなしに、簡単に借りられるという理由だけで、消費者金融Z社から50万円を月々の返済は1万円、金利28%、という条件で借りました。 さて、Aさんは何ヶ月で返済が終了するのでしょうか?
@(元金の50万円)+(金利50万円×28%=14万円)=64万円
A 64万円÷1万円=64ヶ月
答え:64ヶ月(5年4ヶ月)
これは間違いです。・・・・・・正解は「永遠に終わらない」です。
5年4ヶ月でも永いですが、Aさんは死ぬまでZ社に毎月1万円ずつ支払い続けるのです。
(更に言うと、Aさんが亡くなった後も、子、孫の代になっても払い続けるのです。)
なぜ、このようなことになるのでしょうか?
それは借金の金利はすべて『複利』になっているからなのです。
では、Aさんの借り入れ条件で、具体的に数字で見てみましょう。
(計算を簡単にするために、返済は年に1回、元金部分に12万円ずつ返すとします。)
借金の残高は毎年いくらになっているでしょうか?
元金 :50万円
1年後:元金50万円+金利(50万円×28%=14万円)−返済12万円=520,000円
(1年間で12万円返済したのに、残金が増えている。)
2年後:残金520,000円+金利(520,000円×28%=145,600円)−返済12万円=545,600円
(2年目以降は借りた金額ではなくて、前年の残金に金利がかかります。)
3年後:残金545,600円+金利(545,600円×28%=152,768円)−返済12万円=578,368円
4年後:残金578,368円+金利(578,368円×28%=161,943円)−返済12万円=620,311円
5年後:残金620,311円+金利(620,311円×28%=173,687円)−返済12万円=673,998円
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これが、いわゆる雪だるま式に増えていく。というやつです。
・ 5年間で返したお金は60万円(借りたお金は50万円なのに!)
・ まだ67万円以上も借金がある(借りたお金は50万円なのに!!)
・ この金額は年々増えていくのです。。。
そして、Aさんの返済は永遠に終らないのです。
だからこそ、ご利用は計画的に・・・・ではなく、借りてはいけないのです。
仮に2万円ずつ、返済の場合でもこんなになってしまいます。
・ 返済が終了するまでの期間:38ヶ月
・ 総返済額 :759,132円(うち金利部分259,132円)
金利の種類は、ここでお話した「複利」の他に「単利」があります。
「単利」と「複利」の違いはまたいずれお話いたします。
金利に支配されるのではなく、上手く使いこなしましょう。
「複利」で借りると大変ですね。
では逆に「複利」で貸す立場になることを考えてみましょう。
このお話もいずれ。。。
ローンの返済計画など、詳しくは当事務所まで。
※ここでの金利とは、年利としています。