『何のために働くのか』
2007年 致知出版 北尾吉孝(著)
| 自分は司馬遼太郎さんの「竜馬がゆく」を読んでから、自分の『死』について考えるようになりました。 人には必ず死が訪れます。 ただ『死』について考えてみると『今生きていること』に感謝できます。 そして、今はまだ死ねないということに気が付きます。 今死ぬわけにはいかない。 まだすべき事がある。 今死んでは困る人がいる。 そう、命を惜しむと生き方が変わります。 本書にも同じことが記され、自分なりの生死観を持つことが大事だとあります。 本書より 「五体満足で暮らし、生きがいや働きがいをもって生き続けていることに感謝する。そういう気持ちが必要だということです。」 「生命に対する愛惜の念を持って生きていたとしても、人間は確実に死んでゆきます。だからこそ、人生をどう生きるか、この貴重な時間をどう使うかを考え抜かないといけないのです。」 タイトル以上に深く、お薦めの一冊です。 幕末の志士たちにとって、死はすぐ近くにあるものだったからこそ、物事を深いところでとらえ、精神的にも成熟し、実行力があったのだと思われます。 生死観について真剣に考えると、フリーターやニートなどと言っていられないはずなのです。 |