『社長は親になれ!』2004年 日本実業出版社 原 邦生(著)
| 日本のバレンタインデーの生みの親 一部を紹介。 昭和33年自ら店頭に立ち、日本で最初のバレンタイン・フェアを実施。そこで売れたのは3枚の板チョコのみ、メッセージカード代を加えても金額にして170円。 「女のほうから告白するなんてはしたない」という男尊女卑の風潮も色濃く残っていた時代に『一年に一度、女性から愛を打ち明けていい日』という宣伝コピーを打ち出す。 昭和42年ごろには、大手メーカーもそろって参入し、「義理チョコ」なる言葉もうまれ、質の粗悪な「便乗商法」も蔓延し、バレンタインデーはチョコレート屋の陰謀であり、メリーも悪徳業者と非難の対象にもされる。 そんな中、自社の理念を積極的に伝えることで、逆に理解してもらう。 『当社が目指しているのは、感謝や親愛の思いを込めた贈り物のお手伝いであり、だからこそ、手作り感覚で何よりも質を大事にしている』 その結果、ブームの沈静化もメリーには無縁。 その他沢山 ・贈る人、贈られる人の思いを込めたエッセー、川柳の募集 ・前月比2割以上伸ばすような商売はするな ・情報は公開してこそ生きる ・創業者や当時を知る者は、創業当時の思い、経営理念を伝承することが使命 ・従業員は家族、部下は自分の子供 家族的経営だからこそ、社員も会社や仕事に誇りと愛着をもち、企業人として成長していくのである |