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『子供に聞かせる[お金]の話』 〜知識ゼロからの経済学〜

藤沢久美(著) :PHP研究所


 我々ファイナンシャルプランナーの大事な役割のひとつに、『子供への金銭教育』があります。

 これだけ経済が発展したわが国において、
 経済や金融の知識はとても大事な時代になります。
 日本国政府も個人に向けて「自己責任の時代」と発表しています。
 お金の面からみると、これからは自分のお金は自分で守りなさい。ということです。

 しかし、『経済やお金』についての知識を習ったことはありますか?
 これでは、泳ぎ方を知らない者をイキナリ海に放り込んで、自分の身は自分で守れ。
 と言っているようなものではないでしょうか?
 泳ぎ方さえ先に教えてくれたら、海はとても楽しいのに。
 
 そこで、本書ではお子様がいる家庭はチャンスといっています。
 お子様と一緒に学ぶのです。
 これからは、必ず経済やお金の知識が必要な時代になります。
 お小遣いなどを通じて、『子供への金銭教育』とともに、両親も学びましょう。

(まえがきより)
 21世紀に入り、いよいよ多くの日本人が、経済や金融の知識を持って、
 自分たちの生活を支える術を持たなくてはいけなくなってきました。
 
 終身雇用の保証もありませんし、退職金や年金がもらえるという保証もありません。
 今の子供たちが大人になるころには、これらは当たり前のことになっているのでしょう。
 そして、今、小さなお子さんを持つお父さんやお母さんも、
 じつはすでにその時代に身を置いているという認識が必要かもしれません。
 
 しかし、経済やお金についての知識を学校で習うことはほとんどありませんでした。
 そして今も、一部の学校で金銭教育の取り組みが始まっているとはいえ、
 ほとんどの学校では、経済やお金についての教育が行われていないのが現実です。
 ですから、学校で習う教科については、大人と子供の差はあっても、
 経済やお金に関する知識は、おそらく、それほど差がないのではないかと思うのです。
 
 それは、決して恥ずかしいことではありません。
 そして、決してあきらめるべきことではありません。
 これは、チャンスなのです。

 子供と一緒に基礎から学ぶチャンスなのです。
 「大人なのに知らないの」と言われることがないのが、経済やお金に関する知識です。
 おそらく10年もすれば、大人なら当然知っている知識になっていることでしょう。
 しかし、今はそうではありません。

 だからチャンスなのです。
 しかも、子供がいれば、なおチャンスです。
 子供と話し、考えることによって、その知識は深まり、
 知識が智恵にまで深まりを見せることになるでしょう。
 意外な子供の一言で、考えてしまったという経験は、誰にでもあると思います。
 
 21世紀に入ったばかりのこの社会は、
 新しい価値観をもつ社会へと変化をとげようとしています。
 どの方向へ向かうべきかを模索している時期なのです。
 だからこそ、今、私たちが子供たちとともに、経済について考え、
 そして、お金について考え、行動することは、
 これから私たちが向かうべき方向を、
 私たち自身と未来を担う子供たち自身が一緒に決めていく行為でもあるのです。

 さぁ、子供たちと一緒に学び、考えてみましょう。


  このHPをきっかけに、一人でも多くの方が富と人生の幸福を得られることを願い、順次「お勧めの本」を紹介していければと考えています。本を読んで大事なことは、自分の心に響いた内容を実行することです。ぜひ行動する勇気を持ってください。


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